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JUGEM

2005.12.23 Friday

アウグストゥスに会う(イタリア旅行記 vol.14 11月25日)

朝からのりえさん、エマちゃん、さとちゃんと一緒にヴァティカン宮殿(博物館)
に向かいました。相当並ぶと聞いていましたので、岡田さんが先に並んでくださ
いました。ところが・・・並ぶ場合は全員じゃないとダメだといわれてしまいま
した。岡田さん、せっかく並んでくださったのに申し訳ございませんでした。


●メドゥーサの首を掲げたペルセウスの像。ベルヴェデーレの中庭にあります。


さて、めちゃくちゃ広いこの博物館。
ある程度、早くまわらないとまわりきれません。

サクサク観ながらまわっていたのですが、ある角を曲がって左手を見ると何の変
哲もない像がたっていました。

特別な作品には特別な部屋や装飾があるのに、この像はむき出しで無造作に置い
てあります。しかし、私には特別なオーラを発してました。

  「これアウグストゥスの像じゃないですか?」

ご一緒していたのりえさんも岡田さんも知らないといいます。
でもこれは絶対にアウグストゥスに違いないと感じたのです。

『ローマ人の物語』を読んだことがある人は知っていると思いますが、初代皇帝
アウグストゥスは物凄い美形だったのです。この点でいえば先輩であるカエサル
とは逆ですね。外見ではアウグストゥスが優っていました。

そして、彼(アウグストゥス)はそれを自覚していました。

話によると、彼は自分の像をたくさん作らせたといわれています。
しかし、それは単なるナルシストとしてやったのではありません。
「パクス・ロマーナ(ローマによる平和)」を実現した程の実力者は頭の回転も
早かったのです。

カエサルが「ガリア戦記」などで大衆に宣伝活動を行ったのと同様に、アウグス
トゥスも宣伝活動に力を入れていたと思います。しかし、彼は物語を書くのでは
なくて「像」をつくらせて各地に置いたのです。面白いのは彼の像はどれも若く
て美貌が優れている時期のものばかりです。これはわざとそうしています。

実際、いろんな物語や伝記やビジネス書であっても「外見」の重要性を指摘して
います。見た目がよいことは、見た目が悪いことよりもマシなのです。彼はトビ
キリカッコよかったのですから利用しない手はないはずです。

だから私はアウグストゥスの像を実際に見てみたいと思っていました。
しかし、この像を見るまではどれもかっこいいとは思えないものばかりでした。

それが、この像の前で初めて「かっこいい人だ」と感じたのです。


お願いして近くに立っている博物館の方にこの像は誰のものかを聞いていただき
ました。するとやはりアウグストゥスでした!後にも先にもこれ一体しか見るこ
とはありませんでしたので、本当にラッキーでした!!!本で読んだときよりも
こうやって姿を知ったほうがよりイメージが沸きます。



●アウグストゥスの像!うれしい〜。この人をお手本にしたい。


●自分の家の中にこんなのがあったら凄いですね。。。


●ラファエロの間。有名な『アテネの学堂』左がプラトン、右がアリストテレス。
 奈良高校にもこの壁画の像が中庭にあります。先日、私が書いている『起業家
 物語』にも登場しているだけに、これはシンクロニシティーでしょうね。


最後にシスティーナ礼拝堂の『最後の審判』を見て外に出ました。
すると、なにやら物騒な雰囲気が・・・。
警官が交通規制をしています。
聞いてみると、もうすぐローマ法王が目の前を通るとか・・・。おおお。


何台もパトカーが高速で通り越していきました。
すると「もう通過しました」とのこと。えええええ。
早すぎる。

私はてっきりゆっくり走って手を振ってくれるのかなと思っていましたが目の
前を100キロくらいで突っ走っていきました。うーん、顔は確認できませんで
したがローマ法王に会えたんだなと思うことにしました。テロや射撃を防ぐた
めなんでしょうが、そういった現実を知ることが出来ました。日本はある意味
穏やかだ。。





●ローマ法王が来るぞ〜ということで先頭のパトカーを撮っていたら、もう
 本体も一瞬で通り越してしまっていました。


その後、みんなでエウル・マリアーナに向かいました。今日は美保さんのご自
宅で私のためにホームパーティーを開いてくださるというのです!

この日は朝から地下鉄がストで、地下鉄が使えませんでした。
ほんとは14時くらいにストが終了するはずだったのですが、待てども待てども
再開される気配を感じませんでした。。。これがイタリアの現実。
当たり前すぎて誰も慌てていませんでした。私もこれが当たり前だといわれれ
ば焦りも感じず、いつしかイタリアのいい加減さ(?)に慣れていましたね(笑)。



●美保さんの手作り!イタリアなのに日本色が日本より強い気がする(笑)。


●ディスプレーセンス抜群ですよね。イタリアの方に喜ばれるそうです。


●またしゃべりまくっていました。。。楽しかったので。


●さとちゃんも早く大きくなってね〜。

美保さんの旦那様はアリタリアのパイロットだそうです。
ちなみに美保さんは元スチュワーデス。運命的な出会い、熱烈なラブコール。
いいですね〜。イタリア人は積極的なんだそうです。見習わないといけないな。

今日はイベント盛りだくさんの一日でした。